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大学を出ていなくても、法律やお金の資格を目指す道はあります。行政書士と宅建は学歴・実務経験の条件がなく、FP3級も実務経験は不要です。一方、社労士とFP2級は、申し込むための条件を先に確かめる必要があります。
受験できることと、合格後に資格を登録して働けることは別です。仕事で使う予定なら、登録までに必要な手続きや費用も調べておきましょう。
まずは5つの試験の受験条件を確認する
| 試験 | 学歴・実務経験がない場合 | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| 行政書士 | 受験可能。年齢・学歴・国籍等の制限なし | 受ける年度の申込期間 |
| 宅建 | 日本国内に居住していれば、年齢・学歴等に関係なく受験可能 | 居住地と申込期間。合格後の資格登録には別の条件あり |
| FP3級 | 実務経験は不要。FP業務に従事している人、または従事しようとしている人が対象 | 受検する団体・実技科目と予約日 |
| FP2級 | 3級合格やAFP認定研修修了など、いずれかの受検資格が必要 | すでに満たしている区分があるか |
| 社労士 | 高卒という学歴だけでは不可。対象の実務経験や行政書士試験合格など、別の区分を満たせば受験可能 | 自分が使える受験資格と証明書 |
条件の出典:行政書士試験研究センター、宅建試験の概要、日本FP協会の試験要綱、きんざいの受検資格、社労士試験の受験資格。
未経験なら「何の仕事や学びに使うか」で絞る
受験条件を満たす試験が複数あれば、取り組みたい分野から選びましょう。不動産の仕事に関心があるなら宅建、行政手続きや法律を学びたいなら行政書士、お金の制度を基礎から学びたいならFP3級が候補です。
働きながら始めるなら、まず試験の出題範囲と問題例を見て、週に使える勉強時間を決めます。宅建の勉強法とFP3級の学習ガイドでは、学習計画の立て方を紹介しています。
社労士を目指すなら、教材購入より先に受験資格を確かめる
社労士の受験資格は、学歴・実務経験・対象の国家試験合格のいずれかです。大学や短大などの卒業だけでなく、大学での修得単位による区分もあります。中退・在学中でも当てはまる場合があるため、最終学歴だけで諦める必要はありません。
実務経験を使う場合は、単に会社に3年勤めたかではなく、労働・社会保険に関する事務など、対象業務に通算3年以上従事したかを確認します。自分の業務が当てはまるか迷うときは、仕事内容と期間を整理し、試験センターの受験資格の事前確認を利用してください。
行政書士試験の合格も、社労士の受験資格になります。ただし、別の試験に合格する時間と費用がかかります。先に学歴や実務経験で使える区分がないかを調べ、そのうえで進む道を選びましょう。
証明書は発行元に早めに依頼する
- 学歴を使う:学校へ卒業証明書や成績証明書の発行を依頼する。
- 実務経験を使う:所定の様式を用意し、その経験を証明する勤務先へ依頼する。前職の経験なら前の勤務先にも連絡が必要。
- 試験合格を使う:合格証明書や合格証書など、認められた書類を用意する。
原本・写しの扱いは書類ごとに異なります。証明書の留意点・記載例で、自分が提出する書類の種類を確認してください。長い実務経験などによる科目免除は受験資格とは別の制度です。該当しそうな人は免除資格の案内も確認します。
FP2級は3級合格などの条件を満たしてから予約する
FP2級には、3級合格、FP業務の実務経験2年以上、AFP認定研修の修了などの受検資格があります。経験のない人は3級から学ぶ方法と、対象のAFP認定研修を受ける方法を、費用や学習範囲で比べましょう。
日本FP協会では、3級を受けて合格点に達していても、合格発表前には3級合格者として2級を申し込めません。合格番号が通知されてから手続きします。実務経験で申し込む場合は自己申告であり、協会は個々の経験が該当するかの問い合わせに回答していないため、公式の実務経験の説明に沿って判断してください。
申込前に確認する4つのこと
- 受ける年度の受付期間がまだ開いているか。
- 必要な証明書と顔写真を締切までに用意できるか。
- 受験料に加え、教材や交通費を含めた予算があるか。
- 試験日までに確保できる学習時間があるか。
行政書士・宅建・社労士は、試験日より前に申込が締め切られます。この記事の受験条件に当てはまっても、いつでも予約できるわけではありません。社労士は申込方法の案内から、各試験は実施団体の当該年度の案内から受付日を確認しましょう。
受ける試験が決まったら、独学で進めるか、質問できる講座を使うかを選びます。講座を検討する人は通信講座の選び方で、料金とサポートを比べてください。
よくある質問
- 高卒で実務経験がなくても受けられる資格はありますか?
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行政書士と宅建は学歴・実務経験の条件がありません。宅建は日本国内に居住する人が対象です。FP3級も実務経験は不要で、FP業務に従事している人または従事しようとしている人が受検できます。
- 行政書士に合格すると社労士を受けられますか?
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行政書士試験の合格は、社労士の受験資格の一つです。申込時に必要な合格証明書などの書類を準備してください。
- 大学を卒業していないと社労士は受けられませんか?
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大学での修得単位や実務経験、対象の試験合格など、卒業以外の区分もあります。自分が使える区分と証明書を、試験センターの受験資格ページで確認しましょう。

